水の信心について

信心に疲れた時は、水の信心を思い出して休憩する事が一番です。

ここでは具体的な方法について御紹介します。

このページを参考に、御自身に合う休憩方法と過ごし方を見つけてください。

気負わずに続けられる信心となりますように。


1.休む事。

信心に疲れた時、最初にする事は休む事です。

家の御本尊様には毎日丁寧に三唱をして、お水替えを続けます。

あとは無理をしないで、しばらく気分転換をしましょう。


2.勤行をする。

~ 水の信心流、気まぐれ勤行のススメ  ♪~(´ε` ) ~

日々の三唱やお水替えの中で、信心に疲れたきっかけとなった出来事と感情の想起・抵抗感が少なくなってきたら、勤行をしてみましょう。

気が向いた時、数日に1回でもできたら十分です。

(感情の希薄は、ただ待っていても いつ勤行できるようになるかわかりませんので、日を決めて1週間に1回、せめて1カ月に1回は勤行を試みてください。)


【信心に疲れたきっかけが、お寺や講中にある人の場合】

しばらく内得信仰を心がけましょう。

大切な事は、きっかけとなった問題やその善悪ではなく、自身が御本尊様との御縁を保ち続けられるかどうかです。勤行のたびに問題が想起されて苦しいという時は、気まぐれ勤行でも十分です。

とことん疲れている場合は、1.に書いた通り 三唱とお水替えだけでも続けば御の字です。御本尊様との御縁は続ける事(保つ事)が難しく、その分だけ功徳はあるのです。


【信心に疲れたきっかけが、現実の中にある人の場合(お寺や講中との人間関係に問題がない人の場合)】

意識的に末寺に参詣するなど、勤行しやすくなる環境に身を置きましょう。

お寺に行ってしまえば、する事は勤行と唱題しかありません。家の中に一人でいるよりは勤行がしやすくなります。

時間を作れる時はお寺の朝夕の勤行・唱題会などに参加して、住職さんと一緒に勤行する事が一番お勧めです。(最も気軽に勤行できる方法です。)

お寺まで足を運ぶのは手間に思えますが、一人で勤行するよりも簡単にできます。


2,5. 唱題のススメ

~ 砂時計をお供に✨~

気持ちに少し余裕が出てきたら、ぜひ試してほしいのが唱題行です。

勤行ができた時だけでも良いので、五座の唱題を15分~30分してみてください。

気力と体力が徐々に回復し、自身の問題解決能力が高まってきます。

抱えている悩みや問題の整理ができて、人にわかるように話しやすくなったり 「解決方法がわかっているのに、色々な事が気になって行動に移せない」などの状態が解消されやすくなります。

人間1人の能力は、実はとても高いです。唱題は持って生まれた様々な能力を、適切に十分 使いこなすための修行とも言えると私は感じています。

具体的に「これ」という問題が解決しない場合も、解決されるまでの心身の消耗を緩和し、過ぎた自暴自棄を防ぎ、心身を無事に保つ事ができます。

(人生、どう頑張っても耐えて待つしかない時期もあります。そういう時は あとになって「待って正解だった」とわかるのですが、それまで変に身を持ち崩さないことが大切です。)

信じる事はとても大切ですが、解決を思うあまりにヤキモキして苦しい唱題をするよりは、頭を空っぽにして 心をストレッチするための習慣・作業として唱題を続ける事をお勧めします。


3.御開扉に行く。御本尊様との御縁を保つ。

~ 添書登山、一泊登山のススメ \( 'ω')/🗻 ~

信心に疲れている時も、疲れていない時も、大石寺へ参詣して御開扉をうけましょう。

(※2020年2月現在、新型コロナウイルス感染拡大の恐れに伴い

寺院参詣・御開扉には、延期など慎重な判断をお願いいたします。)

信心に疲れて「家の御本尊様に三唱が精一杯。末寺に行くのも気持ち的に難しい」そんな時でも、どうか年に1回は御開扉に行って、大石寺の本門戒壇の大御本尊様との御縁を保ってください。

詳しくはこちらのページに記載しましたが、御本尊様に勤行・唱題する功徳には、人生の「転ばぬ先の杖」という意味もあります。どういう事を「転ぶ」というのかを知る事で、水の信心を続けやすくなります。魂の保険として、ぜひ大石寺の御開扉をお勧めします。


【御開扉の方法】

御開扉には2つの方法があります。

1つは末寺単位で行く支部登山。もう1つは、個人で末寺に申し込んで行く添書登山です。

行ける人は支部登山で。支部登山にスケジュールが合わない人や、体力のない人・持病のために集団行動が難しい人、また、お寺の人間関係に疲れている人は、添書登山でぜひ御開扉を受けて下さい。

添書登山の場合は、末寺の受付に「添書願いをお願いします」と言って、申込書を出してもらいます。必要事項を記入の上、印鑑を押して末寺の受付に提出すると手続き完了です。申込書の写しが渡されるので、登山当日はそれを持って大石寺の登山受付へ行きます。


【添書登山のメリット】

添書登山は支部登山と比べて時間に余裕がありますので、自分以外の信徒さんの様子を知ることができます。

添書で登山に来る人は、みなさん色々な事情を抱えていたり、思うところがあって御開扉に来ている方が多いですから、その様子を伺うだけでも自身の信心の参考になります。

折よくお話ができた場合は、お互いにとても勉強になり、貴重で有意義な時間を過ごせます。

添書登山は申込時に日帰り登山にするか、一泊登山にするかを選べるので、スケジュールに余裕がある時はぜひ一泊登山で申し込むことをお勧めします。一泊登山の場合は、任意で丑寅勤行にも参加できます。

(丑寅勤行は深夜2時半から、客殿で行われています。チケット制なので、着山したらその日の宿坊の係員さんに案内を聞きます。宿坊のホワイトボードに案内が出ていることもあります。チケットをもらったものの、寝過ごして参加できない場合もありますが、特に問題はありません。)



番外編: 気分転換に、下之坊へ行く。


信心に悩んでいる時は、スケジュールに応じて、御開扉がてら下之坊へ出かけてみるのもお勧めです。「気が向いたら…」というレジャーのお勧めです。

(大石寺からは、タクシーで約10分。片道1300円~1500円くらい。

電車では、JR身延線「富士宮駅」下車。駅前から富士急静岡バスに乗り「下の坊入口」で下車。)

(新型コロナウイルスが落ち着いてから、お出かけ下さい。m(_ _"m))

下之坊は大石寺の南(富士宮市下条2021)にあるお寺で、もとは南条時光殿の下屋敷があった場所です。第二祖日興上人が身延を離山後、大石寺を建立するまでの間に身を寄せていた場所で、その当時に開山したお寺だそうです。 (現在のお堂は昭和時代に再建されたものです。)

ここは歴史があり、藤の名所でもあるので、下之坊の藤棚周辺ではボランティアで観光案内をする信徒さんがチラホラ見えます。(週末にいる事が多いです。また、花の時期は信徒ではない  一般の観光客も多いです。)

この信徒さんたちは、お寺の良いところ・悪いところをよく理解しているので、信心の悩みにも快く、世間話のように軽快に応じてくれる人が多いです。

みなさんボランティアですので、出会えるかどうかはスケジュール次第ですし、どんなお話になるかも人によって変わると思いますが

「こんな人もいるんだなぁ。そんな話もあるんだなぁ」と、良い気分転換になると思います。(*´▽`*)


下之坊の藤。写真の大きな株が1つと、400m続く藤棚があります。

5月上旬が見ごろ。甘い香りが漂い、蜜蜂もやってきます。

(新型コロナウイルスが落ち着いたら、また見に行きたいですね。^^)

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2020年2月12日 サイト工事開始
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